省エネコンサルティングについて、分かっているようで分かってない。

これは私共も、お客様に十分に分かるようにご説明が出来ていない事にも

影響があると反省をしています。

なるほど、それなら分かるというしっくりと来る説明が必要で、これが正しく

伝わらないと、双方が不満で終わってしまう。

そもそも、省エネにコンサルティングが必要か否かという視点から

ご説明をさせて頂く事にする。

省エネは、正しくやれば必ず結果が出せて面白いもの。

省エネコンサルは、「医者」と同じ役割をすると考えると分かりやすい。

指導・助言もするし、外科的手術（設備改善）についてもアドバイスが

できる。食事療法や運動療法（運用改善）についても指導ができる。

そして何よりも、健康になりたいという患者の強い意志を引き出す力

それこそが、最も優れた医者かもしれない。

省エネコンサルの最も大切な仕事の一つは、顧客が潜在的にもっている

こうした強い意志を引き出して、前向きに進めるようにマインドを変える

ことではないか？と感じる。


ところで、改善すべき課題を抱えていながら、自分では見慣れてしまい

もう課題を発見する事ができない状態にある。この点は壁のシミが、

時の経過とともに「シミ」も「模様」に見えて気にならなくなるというのと同じだ。

改善課題が発見できたら３０％完了したともいえる。何故なら、このような

課題を解決したいと、メーカーや商社の人に相談する事ができるからだ。

ところで、仮に相談したとして「貴方の言っている課題とまったく同じ内容」が

相手の頭の中にイメージされたか否かが問題である。

そう、これはコミュニケーションの問題に変わっている事に注目する必要がある。

続きは明日