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  エコフィットネス(省エネ)、コスト削減への道を紹介していきます。EcoFitness®とは、Ecoにフィットした行動をする事、Ecoにフィットした行動が出来る人の事をいいます。エコフィットネスは、エコエナジーの登録商標です。
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新聞の社説でも週刊誌でもそうだが、それぞれの立場から物を見ている。

そして、それは真実の1/3又はそれ以下の「事実に基づいて書かれている」という事である。

ポイントは、「1/3の事実を使っている。」「真実ではない。」という事だ。全体を見るには、少し距離を置いてみ

る必要がある。また、当事者は主観で見ているから分からない。

原発については、新増設が出来ないであろうと言うのは多くの方が感じている事であると思う。また、今後にお

いては安全に廃止する傾向に移行すると言うのが理想である。問題は、発電量をどのように確保するかであ

る。これについて、再生利用可能エネルギーの推進が叫ばれ、そのエースとしてあなたが思い浮かべるのは

なんであろうか。

大方の人は、太陽光発電・風力発電であるはず。これは、そうした広報が多い事によるものであるが、天候や

気象条件に左右される不安定電源である事を忘れてはならない。

 これらの「あなた任せの不安定電源」を使う上で欠かせないのは「蓄電装置」である。この蓄電があってこそ

初めて有効な電源、代替エネルギーとして機能する事を、忘れて意見を展開している「ニセ専門家」「ニセ・コ

ンサルタント」の意見が氾濫している。

 実は蓄電についても、「電池寿命」の点で疑問が多い。「蓄電池」に充電・放電の性能がある事は、あなたが

普段使っている携帯電話で体験をしている通りである。2年を過ぎたリチウムイオン電池は、2時間と持たな

い。このリチウムイオン電池が蓄電装置の主要部分を占めているのに、何故寿命が5年とか10年と表示され

ているのだろうか?

このように、代替電源として太陽光・風力発電を考える時には、コストの他にも最低でも2面の課題がある事

を開示した上で意見を展開している記事はほとんどお目に掛かる事がない。従って、コストの壁さえクリアで

きたなら今すぐにでも有効という論調でかかれてしまうが、のこり2/3の事実を無視して真実から遠ざかる意

見ばかりを何回も聞いて、あなたが、間違った知識を固定化して欲しくない。

電気については、エネルギーの確保、発電、蓄電という3つの要素があって、そして送電の話に移る。今ある

スマートグリッドについては、正確な需要の把握と、配電方法の最適化技術の事である。

そもそも論に戻るが、不安定電源をどれだけ早期大量に普及をさせるかに話が偏り過ぎている。と私は感じ

てならない。

太陽光も、風力発電も保険でしかない。安定して使うには蓄電も必要。つまりは、これらは、長期的な視野に

立った戦略的に行う保険である。

そして、短期的に行ってきたのが「節電」である。(正確には「ケチ電」である。)
 
大切な事を見落としている。今からでも効果があり、実現可能な投資額で10%~50%の使用量を恒久的に

少なくする事ができる手段を見落としているのではないか?

10%~50%の削減が出来ると言う手段とは、「省エネ」である。即ちエネルギーの使用の合理化である。

「節電」と「省エネ」という概念を一緒にして「節電」と使ってしまった事から、人々の頭の中で区分が出来ず、

全ての物事は、そこにある事実・現状をどのように認知するかで対処方法が異なってくる。

「節電」という言葉で括ってしまった事により、ケチをして使わない事が横行してしまった。そして、気温の低下

と共に「ケチの廃止」が静かに進行し、結果として何も以前と変わらなくなる。大騒ぎして避難しただけ。ただそ

れだけが節電の効果でしかない。

損する節電と得する省エネの違い、それは半年もすれば要らなくなるような事に、慌ててお金を使い、恒久的

に効果がある事に全く無頓着で投資をしない事にある。

つまり、小金をばらまいてカスを掴み、そしてゴミに出す。これが損する節電の典型的な例である。振返って

何をしてきたのかを見て欲しい。

そして、もうこれ以上あなたとあなたの会社に無駄使いをして欲しくない。何故ならそれが日本の国力に影響

を与えるからだ。時を無駄にする暇や、お金を無駄にする余裕はない。これに対処できる唯一の専門家集団

として、知識を積み上げ、イノベーションを起こし続けてきたのがエコエナジーである。是非力になりたい。私

はそう思う。
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プロフィール
HN:
伊藤 智教
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1959/11/06
職業:
省エネセミナー主宰
自己紹介:
エコエナジー株式会社
       代表取締役
日本環境取引機構(JCTX)
       技術専門員
  エコステージ評価員
中小企業家同好会全国
協議会 地球環境委員会
   Do Yu Eco 専門委員

昭和34年 愛知県出身
エコフィットネス
オールハッピープラン
e-JIT
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