出来る人ほど人から学ぶ。上手くいかない人ほど自分のやり方にこだわる。

これは、省エネについてであるが、全てのビジネスでもスキルアップの学習でも

同じことだ。

　では、なぜうまくいかない人（できない人）ほど自分のやり方にこだわるのか。
　
答えは、人から学んだことや、師匠の真似をしたのでは評価されないとの思い込みに

ある。

　省エネにおいて、一から学び、そして新しい独自のやり方を生み出す事はできる。

しかし、それは最も効率の悪いやり方で、もしかしたら生きているうちに成果が出せ

ないと思っても良いほど、根気と時間のいる事である。

　ほとんどの場合、先人がいる。その先人の智慧を使わないというのは、効率的で
　
あろうか？あなたはどう思う。

　
　例えば、ゴルフでもこの事は言える。
　
　下手なのに知識満載の人がいる。この方とコースに出るとうるさいことこのうえない。
　
なのに本人は下手なのだ。理由は簡単。独自のやり方で練習を続けているからだ。

　最も効率よくゴルフが上達するにはどうしたら良いか。
　
　幸いなことに、近所にレッスンプロが住んでいるので教えて頂いた。
　
　「教える事が上手いプロから習うこと。」
　
　そして「最初の半年から１年は徹底して真似ること、学ぶこと」と言い切る。
　
省エネも一緒だと思った。ここでレッスン料をケチって同僚・先輩・上司に習うから

いつまで経っても上達しない。当たり前だ。

　自動車の運転もそうだ。免許を取得するに大変運転の上手な人に習ったら、

あなたは試験に受かるのだろうか？
　
教えること、指導することと、自分が出来ることは「根本的に次元が違う」と知っているはず。

ましていわんや、

　できもしないのに「独自の方法で～」などはもっての他、効率などは論外だ。

　目の前に、３月・半年後に明らかな成果が出せる方法を指導する人がいても、それを
　
頼まずに、独自のやり方で何とかしようとする。ハッキリ申し上げれば

「だから上手くいかない」「だから成果が出ない」のだ。

上手くいく人は、最初に基礎を先人から学ぶ。そしてその後に独自のやり方を加味する。

「だから簡単に成果を創る」

損する節電・得する省エネのベースになっているEcoFitenss運用改善プログラムでは、

こうした「効率的に成果を創る」プログラムである。

この他に当社では「省エネ委員会」の運営のサポートをしている。

その理由は、「省エネ委員会」が全く機能をしていないからだ。

声の大きい人、技術だけを知っている人（技術の新旧は別として）がリードしていく。

後は、言われるままについて行く（本当は付いて行っていないが）。これで委員会として

多くの人が集まる価値があるのか？と思う。

また、大手になると博士が何人も登場してその場をひっかき回す。更にはセクショナリズム

がはびこる中で、調整していくだけでも大変な上に、「分からん人」が必ず経営層にいる。

入念にボトムアップした事すべてが崩壊するシナリオが整っているが、それが委員会のメンバー

ではどうにも手が出せない。事は経営層の意識改革だからだ。

　「省エネ委員会」の運営のサポートとは、あなたに代わって経営層の意識改革を行い、
　
そして、ボトムアップの流れが活性化されるように態勢を整える。

　もちろん、正しい知識のInputと間違った知識のリライトはレクチャーする。
　
一定の流れができるまで、サポートをさせて頂くが、根底にあるのは「経営」である。

「マネジメント」である。それがあって初めて人が活きる。技術もノウハウも活きるのである。

　まだまだ独自のやり方にこだわりますか？
　
　それが、効率的ですか？　　
　
独自のやり方にこだわること、これは損するパスポートを持って旅するに等しい。
私は、そう感じる。
　
今日はここまで。
　
　講演・セミナーをお聴きでない方には
いつでも見られるＤＶＤがあります。
　是非お求めの上でご活用下さい。
　http://www.eco-energy.co.jp/cn21/vol.22.html
　　
　ＡＭＡＺＯＮでも取扱中