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  エコフィットネス(省エネ)、コスト削減への道を紹介していきます。EcoFitness®とは、Ecoにフィットした行動をする事、Ecoにフィットした行動が出来る人の事をいいます。エコフィットネスは、エコエナジーの登録商標です。
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COP16が開催されている。今週は地球温暖化に関する新聞記事が多い。

その中で「京都議定書の延長に日本が反対」という否定的とも受け取られる

見出しが多く見られる。
これは、見出しの振り方の間違いではないか?

何故なら、そもそも京都議定書は「時限立法」であり、その適用期間中に

次の枠組みを決めると言うのが決定事項であった。

京都議定書の役割は、予定どおり終了するのが正しい。

そもそも、アメリカと中国という2つの国が、全世界の41%もの温室効果ガス

を排出していて、削減義務を負っていない。

削減義務がある国の排出量は僅か27%である。

27%の排出割合の義務あり先進国の規制をいくら高めたとしても、

いつまでも参加をしない排出量41%を占める米中が入らなければ

結果として地球は人間が住む場所ではなくなる。

米中は、現在の京都議定書の枠の中に入りたくない。

入りたくない排出大国があるのに、これを単純延長しても意味が無い。


だから、大国がそれぞれの義務を果たす枠組みに移行すべきと

主張するのは当然である。

「京都議定書廃止反対。京都を無くすな」みたいな見出しを何故つける?

イメージが反対になるではないか!

日本だけが間違った主張をしているかのイメージを想起させる見出しは

付けてはならない。

例え、詳細記事の中で正しい事を述べていたにしても、一度組みあがった

間違ったイメージを入れ替えるのは至難である。その事を分かっていながら

ただ気を引く為だけにこんな見出しをつけるのは許し難い仕業である。


今回に限ったことではない。人のイメージの力をもてあそぶ様な事は

それ自体が、破滅に導く事になる事を意識すべきと考える。

あなたは、どう感じますか?
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プロフィール
HN:
伊藤 智教
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1959/11/06
職業:
省エネセミナー主宰
自己紹介:
エコエナジー株式会社
       代表取締役
日本環境取引機構(JCTX)
       技術専門員
  エコステージ評価員
中小企業家同好会全国
協議会 地球環境委員会
   Do Yu Eco 専門委員

昭和34年 愛知県出身
エコフィットネス
オールハッピープラン
e-JIT
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