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  エコフィットネス(省エネ)、コスト削減への道を紹介していきます。EcoFitness®とは、Ecoにフィットした行動をする事、Ecoにフィットした行動が出来る人の事をいいます。エコフィットネスは、エコエナジーの登録商標です。
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合理化の為に他と協力して設計・仕様の統一やグループ会社の再編を図る。

これって30年前の役所のことか?と思ったら何と今の電力会社の話。

さすが役所より役所らしいと言われるだけの事はある。

地域独占企業という特権を持った会社だからできることで、いまこんな事を

していたら役所でも手ひどい事業仕分けに会う事であろう。

そんなアホらしい記事を目にするたびに、独善とは恐ろしいと感じる。

中にいる人は感覚がマヒして分からなくなっている事であろう。

 さて、これは電力会社だけではない。考えてみれば規模の大小を問わず

すべての企業において当たり前になっていることであるとも言える。

 仕組みを維持していくためには標準化してマニュアルに落し込むという

事を行っている。

 作業手順マニュアル、接客マニュアル、品質管理マニュアルなどだ。

このマニュアルは一体どうやって作られているのかを思い出して欲しい。

とても良い事があった。或いはとても悪い事があった。

そうした事を契機にして、皆で知恵を絞って作成されたマニュアルで

あれば、その後も改定していく事ができるはずである。

 ところが現実はそうではない。

マニュアルの作成代行などで委託をしてしまう。火急の場合は応急措置と

してそれも役に立つであろう。しかし、マニュアルは作成するプロセスに

おいて意義がある。衆知を集めて作成するならば、個々人のもつ感性により

多くの情報を集めて選別し、気づきがある。

 マニュアル化すると同時に、マニュアル化する前に「ここだけは」課題を

解決しておきたい個所、改善してからマニュアル化した方が良い個所が浮き

上がってくる。普段からある事であるが、課題として認識ができていない

事が認知される。そして、改善が進む。

 結果として見ると、マニュアル作りは大変であったが、完成した喜び

達成感がある。何よりも仕事を通じて、他の人を認める事ができるように

なる。お互いにその存在を認め、尊重する事ができ、組織の中の歯車では

なくて、必要な存在であった事を認識する事になる。これが大きいのでは

ないだろうか?

 電力会社において、実は最も出来ているような気になって実は全くできて

無い事の一つが省エネではないかと私は思うようになってきている。

 余りに当たり前すぎて意識が向かない。省エネソリューション部隊が設け

てあっても、電気メーカーや電機メーカーからの出向者が電力会社の名刺を

使った営業をしているに過ぎない事を知る人は少ない。

 ○○電力が提案してきたというだけで、盲目的に信じて採用するのは、実は

中小企業ではなく大手上場企業に多いと言うから、地雷を踏みたくない大手

社員の心情のあらわれであろうか?
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プロフィール
HN:
伊藤 智教
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1959/11/06
職業:
省エネセミナー主宰
自己紹介:
エコエナジー株式会社
       代表取締役
日本環境取引機構(JCTX)
       技術専門員
  エコステージ評価員
中小企業家同好会全国
協議会 地球環境委員会
   Do Yu Eco 専門委員

昭和34年 愛知県出身
エコフィットネス
オールハッピープラン
e-JIT
報告ナビは、エコエナジーの登録商標です
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