最新鋭とうたわれた省エネビル（省エネ機器を装備したビル）で

08年度に前年比で▲8.7％の省エネが

09年度には前年比で▲16.2％の省エネができたとある。

省エネ設備が無い施設の話ではない。最新鋭の設備がある

ビルである。

あなたは、これをどう見る？

すごいなぁ　とみるか　よくやるよ　と見るか

評価としては2通りに分かれるが、

この結果については当然と私は思う。

それは、５００以上の事業所で実施した経験があるから。

何故このような事が起きたのか？

と、あなたは原因を突き止めたいと思うだろう。

しかし、こんなことはこのビルに限らず

全てのビルで日常茶飯事におきているのだ。

原因は意識せずにムダ使いをしている事。

又はセンサーの不足で制御が雑であること。

これだけだ。

さて問題は、誰が気がつくか

そして、どのように対処をするかである。

機械装置の知識も必要、技術もあるに越したことはない

しかし、本質的に必要なことは卓越したコミュニケーション。

これが本質で、その本質については本にも、新聞にも書いてない。

装置やスキルやに目を奪われて、肝心なことに気づかない

だからいつまでたっても手が打てない。

装置・技術を云々する以前の課題に気づき、そこに

手を打たないといけない。

この本質から組み立てたのがエコフィットネス®プログラムなのだ。

ビルオーナーと管理会社、テナントとの間で構成する省エネ推進

低炭素社会実現のための推進プロジェクト、環境推進委員会など

いろいろな名称があるが、何度会議をしてもまとまらない

いつも話がかみ合わずに並行線をたどるのは、本質を見ずに

その「周辺だけで対処をする」からだ。

エコフィットネス®プログラムには、こうした交渉に関するスキルも

入っているが、なによりすべての本質からスタートできるのが特徴だ。

エコフィットネス®プログラムに関心のある方は
http://www.eco-energy.co.jp/ecofitness00.html

■そしてこのエコフィットネスプログラムの中核から取り出した

ビルオーナーと管理会社、テナントの協議会をうまくリードする

ファシリテーションについて興味のある方は
http://www.eco-energy.co.jp/seminer/101013.html

役に立つ考えかたがあるはずだ。