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  エコフィットネス(省エネ)、コスト削減への道を紹介していきます。EcoFitness®とは、Ecoにフィットした行動をする事、Ecoにフィットした行動が出来る人の事をいいます。エコフィットネスは、エコエナジーの登録商標です。
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最近はクラウドを使った情報の管理が提案されている。

昨日テーマに取り上げた「分かる」と「出来る」事の違いを、クラウドを使った

見える化であたかも解決すると思い込む人が実に多いから苦笑する。

30年前にパソコンが中小企業にも入りだした頃と同様で、パソコンは買ったけど

ソフトがないからタダの箱だった。

そして、ソフトをいれたけど、何もおきなかった。それは入力してなかったから。

こんな馬鹿げた話がいっぱいあったが、それと同じで、見える化とは入力に相当する。

そう、パソコンからはグラフや表で表示(出力)されるが、それは貴方にとっての

情報提供である。その情報をどのように生かすかは貴方である。

その貴方の情報を生かすスキルが無いとしたら・・・


あるメーカー系のシンクタンクでは、

「情報が共有されて進捗がいつでも見える化されるから、PDCAが回り成果が

出来る」と説く。

【錯覚】を誘発する記事を目にして、これはまずいと思い、読者のみなさんに

お伝えしようと思う。
 
ここでは「見える化」だけでは意味が無い。これは共通の認識としよう。
 
ところで、そもそも見える化というのは誰の為に行うのか、そして何のために
 
行うのだろうか?この問いに対する議論を飛ばして話を進めているから困る

るのだ。何故なら、そもそも見える化というのは誰の為に行うのか、そして何の

ために行うのだろうか?というこの単純な問いに対しては論じていないからだ。


PDCAを回すため。情報を共有化させるために見える化が必要だからスタートし

ている。大切な基本というか基礎部分についての合意確認がない。ゆえに、一歩

深めてお尋ねすると、もともと基礎部分が無いから直ぐに瓦解する。

 何があってPDCAを回さなければならないのか?


何のために情報の共有化をしなくてはならなのか?
 
あなたは、周囲のすべてに「Yes」と納得をして、かつ「目を輝かす」程のインパクト

がある答えを用意できているだろうか?

用意していない、つまり実はあまり考えていない事が多い。

会社の方針だからとか、部の方針だからとか、法的な規制を受けるからとか


誰もがなるほどと思えるような核心を突く答えが出ない事が多い。何故「勉強


するの?」それはいい大学に合格するため。その大学にはいるとどんないい事
 
があるの?こんな質問と答えのような関係にあるのではないか?
 
従って、「本気のスイッチ」「やる気のスイッチ」が入らない。何となく言われたら


やる。監視されているからやる。となるのではあるまいか?
 
スイッチが入らない状態で、目標を立て、全国での順位が発表され「見える化」
 
がされても、そもそもやる気のスイッチが入っていない状態ではどうにもなら
 
ないのではないだろうか?

 もちろん会社であれば「コストの削減」という言葉があるが、5000名以上の

異なる会社の社員さんに「コスト削減は何のために必要なのか?」と質問する

と「会社とはそういうものだ」とか「分からないけど、上司に言われるから」とい

う。実に不思議で面白い現象であるが「コスト削減が必要だ」と分かっている。

しかし、「なぜ必要なのか」については答えられない。そして究極の質問として

「どうして会社に利益が必要なのか?」に至っては、なるほどという答えができ


る人はもっと少ない」実に5000人に尋ねても0だ。
 
つまり、どんなに見える化しても、クラウドを使って情報を共有しても、やる気

のスイッチ・本気のスイッチが入らない人にとっては無価値で無意味である。

 エコエナジーが提供しているのは、もちろん技術・ノウハウもあるがそれ以前

に基礎部分を大切にしてスイッチを入れることである。人によりスイッチが入る

言葉が違うから厄介ではあるが、それゆえ挑戦のし甲斐がある。

 今プログラム化して提供しているエコフィットネス運用改善プログラムも

省エネ法マネジメントシステムも、省エネ委員会の立ち上げ支援プログラム

省エネ委員会活性化プログラムもすべて、スイッチを最初に入れてからスタートする。

是非活用をしてもらいたい。

そうすると、今あるシステムが活かせる。これから導入するクラウドも活かせる。

 プログラムの受講料は無料ではないが

投資したお金が3倍以上になって

戻ってくるから、結局は得であるとご納得いただけるものと確信している。
 
http://www.eco-energy.co.jp/Energy_Saving.html

 
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プロフィール
HN:
伊藤 智教
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1959/11/06
職業:
省エネセミナー主宰
自己紹介:
エコエナジー株式会社
       代表取締役
日本環境取引機構(JCTX)
       技術専門員
  エコステージ評価員
中小企業家同好会全国
協議会 地球環境委員会
   Do Yu Eco 専門委員

昭和34年 愛知県出身
エコフィットネス
オールハッピープラン
e-JIT
報告ナビは、エコエナジーの登録商標です
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