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  エコフィットネス(省エネ)、コスト削減への道を紹介していきます。EcoFitness®とは、Ecoにフィットした行動をする事、Ecoにフィットした行動が出来る人の事をいいます。エコフィットネスは、エコエナジーの登録商標です。
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先日CO2の見える化システムによりCO2排出量が削減できると

いう新聞記事を見た。

見える化というのは、結果としてCO2の削減を実現する事ができる。

キーワードは「結果として」である。

「見える化」=「CO2削減成果」ではない。

ここでは、九州大学の事例になるが、学生や教職員が利用するイン

トラネットとビッグどら(カフェテリア)に設置したモニターでの表示し

CO2排出量の最適化を支援するコンサルティング・サービスとソフト

を活用するとある。

学生がCO2排出量を常に確認できる環境を整備することにより、環境

意識の高い人材育成を支援できると。????

なぜ?何か足らないと賢明なあなたなら感じると思う。

環境問題に対するマネジメント体制の把握、電力、ガス、上水を対象とし

た既存データの確認、現場調査、関係者へのヒヤリングの結果、幾つかの

課題を見いだすことができ、前年比10%の削減余地を見出したと。

そして、その目標を達成するためには、学生や教職員のCO2削減への

意識を喚起する施策が必要とのことから、今回、CO2排出量の見える化

として電気、ガス、水の利用量、CO2排出量を、1時間ごとに更新して表示

するダッシュボードの構築を行うことになったそうだ。

ダッシュボードには、学生や教職員が利用するイントラネットで閲覧でき、

カフェテリアに設置したモニターに表示されるとか。

ここでは、最適な意思決定を行うために必要となる情報を分析したり、

ダッシュボードやスコアカードなどで表示できるソフトウェアが特徴??

ソフトウエアが分析するのは何?

それは、ソフトウエアによる分析とは、プログラム化できるものに限られる。

ここを見落としてはいけない。

材料を入れたらブラックボックスを通って製品ができるみたいに分析をする

ソフトがあるとしたら、特定の検査を行うようなものだろうか?

たとえば、血液検査みたいに。

また、データをグラフィカルに視覚性に富んだ形式で表示できるとともに、

組織・時系列比較を容易に行うことができるとか。これは5年以上前から

あって、新規性はないがオーソドックスな方法である。

ところで、なぜデータをグラフィカルに視覚性に富んだ形式で表示をすると

良いか、これが最も重要なキーワードだ。

実は、先にあったソフトウエアによる分析は、何の意味も持たない。

そして、プログラムできる分析ソフトは、分析するに必要な初期設定を

しなければ機能しない。

建物であれば、建築構造、床面積、方向、各階の天井高さ、断熱構造

日照時間、雨量、気温、湿度、電気設備の容量(1千~9千台に及ぶ事も)

その上で、センサーを設置して分析となる。

そんな、初期設定しても設備が変われば当然修正が必要だ。

悩ましいのは、一所懸命に入力をしても、定格通りの電力量ではない。

これでプログラム化して分析されたら判断を間違う。

だからグラフ化しているのだ。
4fbc3cbd.GIF




実際にCO2の削減という成果、コスト削減と言う成果、資源保護と言う成果

を作り出すには、見える化は道具として必要である。

それは、名シェフであっても、包丁が無くては料理はできない。
61f2580f.jpg






また、人間国宝と呼ばれる大工さんでも金づち無くして仕事はできない。
9f27d6ef.jpg






見える化が成果を作るのではない。

ここまで読まれた貴方は、感じると思う。

道具を使う人をどのように育成するのかと。

その通りなのだ。道具は必要だが名シェフなり人間国宝の大工さんみたいに

この道具を生かして成果を作る人を、どうやって育成するのかなのだ。

この点に2004年に気付いて開発したのがEcoFitness®プログラムである。

500事業所余で既に実施をして頂いた。途中何度か「呼称」を変更したが

合計で1,600名超の受講・聴講を頂いた実績を持つ。昨年はSONYさんに

採用を頂き、環境専門誌「月刊環境ビジネス」にも記事として掲載がされた。

この、プログラムの特徴はNLP(神経言語プログラミング)と、コーチング

脳科学を活用して「楽しい」と言う状態でエコにフィットした行動ができる

人材を育成する事である。

現在では、EcoFitnessプログラムの真髄を活用して実務講座も実施して

いる。201001_04.jpg


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 http://www.eco-energy.co.jp/seminer000.html

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プロフィール
HN:
伊藤 智教
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1959/11/06
職業:
省エネセミナー主宰
自己紹介:
エコエナジー株式会社
       代表取締役
日本環境取引機構(JCTX)
       技術専門員
  エコステージ評価員
中小企業家同好会全国
協議会 地球環境委員会
   Do Yu Eco 専門委員

昭和34年 愛知県出身
エコフィットネス
オールハッピープラン
e-JIT
報告ナビは、エコエナジーの登録商標です
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