改正省エネ法の実務対策についてセミナーや講演を

させて頂いている。　所で、この法的な対策については

法そのものが私の中から生まれたものではない。当たり前だが

ここが実は重要な意味をもつ。

つまり、法をそのまま読むと心が窮屈になる。さりとて

勝手に解釈をして良いものでもない。となれば、立法の精神を

どれだけ感じる事ができるかに限る。

さて、その立法の精神もプラスに解釈をするか、マイナスで

解釈をするかによって、対処が全く異なる。

行動も変わってしまう。行動が変わるから、その結果も当然変わってしまう。

逆に考えてみると、結果が違うのは法をどう読んだかに

左右されるとなる。

省エネは、技術、ノウハウ、コーディネート力、そして法の理解と

思われがちであるが、これで出せる結果は精々50％だ。

残りの５０％は、プラスの解釈か、マイナスの解釈かである。

なんといってもマイナス解釈は結果をマイナスに変えてしまうのだ

から、とてつもない威力を持っている事をあなたにも認識して

頂けたと思う。


　私は、自分でも研修したり講演したりしているが、自分が

研修に参加するのも多い。もちろん専門分野に関する研修もある。

しかし、受講時間で言えばそれ以外の研修の方が多い気がする。

それは、物事をプラスに理解し、解釈をするというベースを築き、

そして、そのベースを維持する上で必要だからだ。

日々外部の刺激を受けているので、マイナス情報に心が動いて

しまう事がある。しかも気がつかないうちに。

いつも間にか崩れているベースを修正し、基に戻して強化するには

パワーが必要だ。エネルギーが必要だ。

私が研修を受講する理由は、知識を身につけ、スキルを向上させる目的

も確かにあるが、最近はベースの修復と強化のためのエネルギーを得る

ために行っていると感じた。

私が研修に参加する理由は、エネルギーの出る人との出会い、そして

その方との相互の研鑽を求めていると感じる。

それが時として書物でもありDVDでもある。音楽との出会い

もある。音楽は、心の状態を動かす力があると感じる。

いい音楽との出会いは、エネルギーの観点から見ると非常に

重要だと感じている。あなたはどんな理由で研修に参加するのですか？