改正省エネ法の実務セミナーが幾つか開催をされてきた。

小生も実務セミナーの講師をさせて頂いている。

先日もご相談を受けた。私が４～５回で実施する項目を１日で

やる事ができないか？と。

答えは「出来ます」

しかし「受講者が付いて来れないので無理しない方が良いと思う」と

「知る」と「理解する」と「出来る」が違うのは、このブログでも

何度かお伝えしてきた。

初めて省エネ法の対応をしないといけない企業には、

そうしたセクションが従来無かった。つまり人がいなかった。

係りがいなかったのだ。だから急に説明を聞いても良く分か

らない。（ゆっくり聞いても分からない）

つまり、使える状態に整理して対策をされる方にインプットし

てあげないと、聞いたけど分からない。聞いたけどできない。

となる。

さて、幾つかあるセミナーをインターネットで検索してみた。

私が４回で行うところを４時間でやっているもの、

私が５回で行うところを２回でやっている。


これはすごい、効率的！・・・しかし効果的かな？

しかも、弊社が実施しているセミナーの４倍～５倍の金額で！

そして、学識経験の高そうな先生が講師になって。

もしかして３倍速とか５倍速で本を読む

みたいな速読術式の講義なのかも？

読んで知識を入れるだけで出来るならそれも良いかも。

理解できればいいなら、それもありかも。

それなら私が４~５回掛けてやる事が半日で出来るかも。

しかし
初めて対策をする人が、ついていけるのかな？

初めて実務をする人が、出来るようになるのかな？

あなたはどう考えますか？

１８の時に初めて複式簿記を学びに行った。言葉の意味を理解する事

仕訳の基礎を理解し、それを実践するのに速読式があったら出来たかな？

無理だよ。

実務は速読と違う。理解と出来るは違う。と私は感じる。

あなたはどう考えますか？