経済産業局と省エネルギーセンターと弊社のセミナーとの違い

について、先日セミナーを企画運営される会社の方からご質問を

頂いた。

成るほど、この質問は面白い。口には出さないが、皆その違いを

知りたいと思う。

省エネに限らず、税務署における年度の税制変更説明会、ハロー

ワークにおける助成金の説明会、国又は自治体の助成・補助の

説明会で、あなたも感じた事があると思う。

小生が感じることで申し上げると

①何が重要なのか　よくわからない

②その手続きを行うのにどのくらいの時間や人が必要なのか
時間の見積や工数の見積ができない。

③早すぎてついていけない

④時間内に一杯説明している。

つまり目的が、告知なのだ。

案内には絶対に『分かりやすく説明する』

とは書いてない。

次は外郭団体でのセミナーは、有料だ。財団法人でも基本的に、

省エネ法の実務を分かりやすく教えるセミナーは有料だ。

しかも決して安くない。2～5万円／日の受講料が必要だ。

では、こうした外郭団体のセミナーは、講師の名前が出されて

いない事が多い。講師として立たれる方は、確かによく知っている。

が、教える事が上手か否かは別問題だ。

スポーツの世界でご存じのとおり、名選手名コーチとは限らず。

である。

知っている事と、アウトプットする事は別である。

さて、小生が心掛けている事は、

受講して下さる方が、習った知識を使えるように整理して

インプットさせて頂くこと。

専門用語や専門知識は、受講される方が専門家でなくても

理解できるように置き換えて伝えること。

そして、「来て本当に良かった。楽しくなった」と受講前によりも

明るい表情でお帰り頂くこと。

この３つを意識してセミナーや講演をさせて頂いている。