10月６日と１１月５日に名古屋でエネルギー管理統括者向けのセミナーが

開催されました。

小生も第３セッションの講師として務めました。

このセミナーに出席された方からの感想を頂きました。

今提供されている情報つまり

法律・政令・告示・通達と、省エネルギーセンターから提供される資料

自分でHPを検索して得られる情報

これらが表面的で、平面的で、ポイントが分からなかった。

このセミナーに出て、何が重要で何が緊急なのかという事が分かったと。

つまり、通常で得ている情報は、平面的でポイントが良く分からず、

なんとなく分かったつもりなのだが、実は頭に入らない。

という事になるのでしょうか？

講師の質、つまり講師自身の理解度は当然として

講師が伝え方を意識しているかにも大きく影響されるといえます。

難しい事を、「より難解に」＋「専門用語を一杯追加して」説明する人がいます。

本人は傍で見る何倍もの努力をして一生懸命なのですが、伝わらない。

原因は、根本的に、受講者の耳を向ける事が出来ていないのに講義をしている。

「省エネのセミナー」にはこうした例が実に多い。

技術屋さんが、同等レベルの技術者さん相手に説明するのはできます。

しかし、今伝える内容は「改正法のポイント」なのです。

技術勉強会をしているのではありません。

なのに、技術者を講師にするセミナーが多いのはミスマッチと感じます。

法律は人間社会をより豊かにする社会のルール。と解したならば

罰金がある、自社が悪い会社として公表される。だからやらねば・・・

と考えて対策をしようとするのは、視点がずれていると感じます。

今からやる事が会社の負担になる。マイナスだ・・・と感じて行動すれば

マイナスをいかに少なくしたら良いかを考えます。

しかし、今からやる事は自分と会社にプラスになることだ・・・と感じた

ならば、行動はどのようになるでしょうか？

今回のエネルギー管理統括者向けのセミナーは、後者の観点で開催された

極めて稀な　お得なセミナーであったと感じています。

近々第三回が予定されているそうです。

ご関心を持たれた方は、主催者に問い合わせては如何でしょうか

日本環境取引機構　電話052-961-2790

尚、出張講演をご希望の場合は電話052-589-7248（エコエナジー）へ