先日あるエネルギー管理士が省エネ診断に出かけた時の話です。

下準備として、最低限のデーターが必要です。

お医者さんが、血液検査をしたり レントゲンやCTで患者さんのデータを

集めるのと同じです。

最低限、エネルギーの使用状態が分かるものが必要です。

エネルギーの管理をしていない事業所で、これらのデーターを

提出できる会社は、ほとんどありません。こうなるとデーター収集から

始める必要があります。ところが

そんな機能があるなんて知らなかった・・・といわれる

データー保管をしている装置がある会社が実に多いのです。

日本テクノ社と契約をされている方にこの「お宝」があります。

販売員が十分に説明をしていないか、説明を聞いた方が理解を

されていないか定かではありませんが、この「お宝」から最低限度の

データー収集できる事が多いのです。

前にデマンドコントローラーの事を書きましたが、それと同じです。

上手く活用が出来ていないのです。

優秀な機能があっても、ほとんど活用が出来ないのは、

貴方の会社だけではありません。

私たち専門家が指導しないと、使いこなす事は無理とお考え下さい。

販売員の関心事は、販売です。

販売のための機能説明はしますが、導入後の活用方法をしません。

設置に来た人も満足に説明ができません。

こうして、損する省エネがスタートしています。

ご安心下さい。損している省エネも、専門家にかかれば即日得する省エネ

に変えることができます。

この時に注意する事は、その装置の使い方を専門用語で説明する

専門家は、役に立ちません。

だれも理解できませんから・・・。

専門家の中には、技術のみよく知っている人が多いのです。

大切なのは、興味や関心を持たせるように、分かるように、そして

分かるまで指導をしてくれる専門家です。

私たちは、そうした専門家を目指しています。