ＩＳＯ26000規格が１１月に発効する見通しだとか。

この規格は企業の社会的責任について明確化したもので

７つの原則と７つの主要課題がある。

７つの原則とは
説明責任、透明性、倫理的行動、利害関係者の尊重、法令順守
国際行動規範の尊重、人権尊重

７つの主要課題とは
組織統治、人権、労働慣行、環境、公正な事業慣行、消費者問題、地域社会への参画

となる。

ところ何にこの規定が利用されるかと言えば

ＳＲＩと呼ばれる社会的責任投資の評価基準となる事だ。

投資ファンドの評価基準というと分かりやすい。

ところで、この規格の根底にあるものとして

違反事実を組織へ内部告発する制度がある。

貴方はどう思う？

情報セキュリティーについて叫ばれて久しい。

いくら厳重にパスワードロックや、カギを掛けても本当は役に立たない。

土壌を作る事をせずに、化学肥料で食糧を作るみたい。

マネジメントシステムは万全ではない。大切なのは人である。

その人のどこにアプローチをしたら良いかを考えずに、がんじがらめに

規定を作ってみたところで、いい訳のネタにしかならない。

否、いいわけが出来るだけで十分と言われるかもしれない。

よく考えて欲しい、

そんなに社員を縛りたいですか？」

縛ったら会社が発展するのですか？

縛ったらアイディアが出るのですか？

縛ったら売上が増えるのですか？

縛ったら利益が増加するのですか？

縛ったら楽ですか？

あなたはどう考えますか？

規定を作って違反したら

奨励した内部告発制度でカバーする？

アプローチが間違ってないか？

あなたはどう思いますか？