エネルギー使用状況の届出は済んでいますか？

この問いに　Yes　と回答できる会社は50％

何ですか？　と答える会社が50％

その内で知っていたけど・・・まだ手を付けていないは30％

全く知らなかったのは10％　これがおおよその見方である。

中には、該当しないと思い込んでいる会社もある。

知っててとぼけている会社もある。

考えて欲しい。エネルギーの使い方を考える良い機会だと言う事を
 

エネルギーの使用状況を把握することは、確かに面倒だ

しかし、この業務の途中で発見する事がある。

ちゃんと管理したら10％はコスト削減ができると。

どんな経費でもそうだが、毎月に100万円を超えて支払いを

しているモノは、改善により１０％削減が可能であると。

これは、原材料の仕入れでも外注加工費でもそうだ。

とベテラン経営者の方が口をそろえて話す。

しかし、分かっている事と実際にやっている事は違う。

行動力の違いと言えばそれまで。

大切な事は、その行動力の違いが何によって生じているか

ではないだろうか？

大抵のコスト削減は、一度は皆思いつく。後はやりきるか否かである。

先日、あるコンビニエンスストアの家賃交渉の話を聞く機会があった。

社長が、家賃を交渉すると下がると聞きつけ、早速指示を出した。

担当部署がその命を受けた動き、確かに下がった。

話はここからである。

社長は言った。「素人としてはよくできた。ご苦労さん。

しかし、ここからはプロに頼め」と。

そして、業界超一流（源流）の会社に依頼をした。

結果は、社員が行った成果の4倍の引き下げとなった。

更に、保証金の減額によりその成果はとてつもない

キャッシュフローを生んだ。

さて、このケースをまとめてみよう。

その業務に関するプロフェッショナルがいると言う点に着目しよう。

素人がそれなりにやれば、それなりの結果がでる。

しかし、プロに投資すれば、それ以上のリターンがあると言う事。

目の前に出ていくお金を「費用・コスト」とみている内は、こうした

リターンを得るはできない。

「投資」という見方ができたか否かが成敗を決した。

そしてもう一つ。

それは、実行した事だ。

10,000回素晴らしい話を聞いても「何一つ変わらない」

素晴らしい話をネタに御酒を飲んで酔ってしまえば

それでおしまい。

考えてみよう。一流のプロフェッショナルは、その業務に時間を掛けている。

時間・・・時間が集まったモノが今の私であり、あなたである。

何にその時間を使ったのか・・・それが今である。

私が全部できるのではない。あなたが全部できるのでもない。

其々の得意な分野で時間を使う事によって事が成る。

不得意な分野に時間を使っても、それは並み以下にしかならない。

得意・不得意については、また次の機会に話そう。

脱線したが、エネルギー使用状況の届出、

もしまだ出していないようであれば、いい機会である。

もし、この法定実務を機会にコスト削減につなげたいと考えているなら

おすすめしたいDVDがある。

このDVDを見て、成るほどと得心して取り組んだ方がいる。

先の家賃交渉ではないが、プロとしてご指導をしている私に

支援を要請された会社も多い。

御引き受けした会社の感想は、「頼んで良かった」

「投資の意味がわかりました」であった。