今日は東京ビックサイトに足を伸ばし、ＥＮＥＸ2010を見学しました。

驚いた事

出展者が少ない事です。

省エネ法が改正されて、省エネに関する取り組みが一層関心が集まる

そう感じただけに驚くばかり。

ゆっくり見ても４時間あれば十分でしょうか？

それにしても、本当に欲しい商品情報が出ていない。

大丈夫だろうかと心配になりました。

新聞には、温暖化防止や京都議定書の目標達成に省エネ技術の移転が

効果あると書かれているようですが、視点がずれていると感じてなりません。

権益を上手に作ってもっともらしく押し付けるＥＵ

発展途上国のリーダーとして振舞う先進国の中国

制度そのものを思い通りにしたい米国

排出量取引で唯一のお客様である日本

各国の思惑がどこにあるのか分っているのに、戦略的な動きが

できない、わからない？、しない？　政府。

出口が分らない国内クレジット制度にＪーVER、森林認証

こんな混沌としている中で、ENEXの果たす役割は大きいはず

と期待したけれど、主催者の意図が薄弱なのか、何も伝わっては

来ない。そう感じた寂しい展示会でした。