新規事業として環境分野をお考えの会社が多い。
中でも、省エネ法や都条例など、事変わった法令に関係するもの
がその筆頭といえる。
確かに法令改正は、ビジネスチャンスである。
そうした中で、今日はBtoBの事業者向けにビジネス創造についての
セミナーの相談を頂き、何社かに既に出張セミナーをしている。
ところで、何故出張セミナーか?
答えは
①共通の問題意識を持つ事と一定の情報をひと塊りにして
インプット出来る事。
②受講者一人当たりにすれば、精々1万円程度で、安い。
①について、良くある勘違い
代表が一人参加する。その代表が会社で報告する。
とても優秀な人で、しっかり纏めて発表したとする。
受講時間3時間のセミナー。一体何分で貴方に報告する?
もしかしてA4 1枚
又は3時間を3分にして報告をするかも知れない。
さて、仮にあなたよりも優秀な人が3時間掛かってようやく理解した
としよう。そのエッセンスである3分で貴方に何が伝わるのだろうか?
結果報告ではないのだ。ビジネス創造の話だ。
大切なのは、共通の時代の認識を持つ事。異なるニーズ
異なる視点、異なる感性で意見を交わし、衆知を作り出す事。
そうビジネスを創造する為にセミナーを受講するのだ。
理解したらよいというものではない。
道路交通法を熟知すると、車が売れる???
省エネ法を理解すると、省エネ機器が売れる????
貴方の答えはどうなるだろうか?
そして②
講師料の額については、単純に計算をするのが良い。
一人当たりの受講料で考えれば良い。
通常ビジネス創造セミナー、チャンス創造セミナーは
1名の受講料が2万円~10万円である。
1名10万円のセミナーでも、貴方の会社にフォーカスしたものではない。
最大公約数的に、参加者全員が少しは役に立ったレベル。
これを、貴方の会社にマッチさせた内容で、情報を入れ替え
論理を組み立て、資料を選択して補強し構成し直す。
貴方の会社にフォーカスして半日又は1日の講座となる。
30名受講だと2万円として60万円の受講料
移動経費が掛かってしまう。
片道1時間として、往復で2時間業務から離れる。
年収520万円の社員さんで、時間3,000円。
受講時間は同等としても移動時間を計算すると
2時間×3000円×30名=180,000円
これに移動費用を往復1,500円として
1500円×30名=45,000円
つまり、移動だけで225,000円が消えるのだ。
もし、講師が出張して会社でやったならどうなるか。
移動時間が0分で、移動コストが0円だとしたら
この移動費用だけで3時間セミナーの講師料に相当する。
これを70名100名で受講したとなると
移動時間と移動経費は70名で525,000円
100名だと750,000円となる。
講師料は1日講習でも350,000円(交通費別)だ。
ものは考えようである。
つまり、こうしたビジネスセミナーで考えた時には、
15名を超えたら出張を頼んだ方が、結果として絶対
安いと言う事である。
出ていくお金に目がくらみ、勘違いをしてしまうがそうではない。
共通の認識を元にして視点の違う考えを引き出すファシリテーション
能力の高い講師は、インプットだけに固執しない。
いや、インプットの限界を知っていると同時にアウトプットの
重要性に気が付いている。
こうした厳しい経営環境の中で、最も頼りになるのが
アイディアを出して実行できる社員となる。
その社員に、どのようなチャンスを与えるかが貴方の腕に
掛かっている。
ビジネスチャンスは売っていない。
しかし、必ずチャンスはある。それを衆知を集めて発見するには
ファシリテーション能力と専門知識を持った講師を選択する事
ではないだろうか?
あなたはどうだろうか?
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