今日は、早稲田社会教育センターにて改正省エネ法直前対策

対策担当者の悩み解決セミナーで講師をさせて頂きました。

狭い会場とはいえ、満席でのご参加を頂き有難う御座いました。

講義中に一番気にするのは、セミナー受講者がどんな表情をしているかである。

分った！　　なるほど！　　面白い！　　それはいい！　など

キャビンアテンダントではないが、ご受講される皆さんの理解度・納得度を

確認しながら前に進めている。

そうした中で、連続でご参加を下さっている部長さんと帰リ際に少し

お話しする機会があった。私のセミナーでは、どんな点がお役に立ちますか？

すると、意外な答えが返ってきました。それは

「社員さんに伝えるのに、どうやって話すと良いのか」を習うつもりで

来ています。とのこと。

なるほど、これは環境担当の皆さんの共通の悩みかも知れません。

なぜなら、環境担当になったら、「いかに多くの社員・職員」と共に

成果を上げるかが問われます。にも関わらず、そうした多くの人に

本務ではない事に協力をして頂くのですから大変なのです。

業務命令が出せるのは、直属の部下だけで、他の部署の方には「ご協力」

をお願いして実行をして頂く事となります。場合によっては、各所属長経由

でのお願いになるでしょう。

ところで、そうした協力をお願いする際に、どうやったら理解をして

協力をしていただけるようになるか、一番頭の痛いところだと思います。

この一番頭の痛い「協力・お願い」をする伝え方・説明のしかたを習得する

目的で参加をされたと聞いて、成る程と思った。本には書いてない。

しかも、仮に書いてあったとしても「環境担当者のための説明術」ではない。

こうしたニーズは、実際に御受講者に教えて頂いた事で認識ができた。

次回には、こうした点も意識をしてより高品位で付加価値の高いセミナーを

提供していこうと感じた。