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良く頂くご質問や依頼に、省エネの手順を教えて欲しいとある。
病状がない場合(とりあえず調べてもらおうレベル)
・所定の検査薬・検査機器による検査→データ収集 ↓ 検査データを見たうえで問診 ↓ 問診結果と本人の検査データを踏まえて 診察(触診・聴診・観察) ↓ 正常か経過観察必要か詳細検査必要かの3択の判断 となる。 さて、省エネ診断はどちらかというと、後者に当たる。 今すぐに直さないと生産が出来ない、明りが灯らないなどの 企業活動が停止するものではない。5年10年という単位で静かに 進行する慢性疾患への対処といえる。 そう、気がつかないうちに莫大な利益損失をしているのである。 そうした意味で省エネ診断は、利益の損失を食い止める有効な 手立てといえる。 ところで、上記のプロセスで見逃しそうな大きなポイントがある。 1つは、検査には検査薬や検査道具、検査機がいるという事 検査薬であれば、酸かアルカリかを判断するリトマス試験紙など 検査道具であれば、血圧計、聴診器、内視鏡など 検査機であれば、心電図、レントゲン、CT、MRIなど 省エネ診断でも最低限検査道具は必要である。これがなければ 情報が入らない。 もう一つは、感性である。感性とは、大丈夫とか変だとかを感じる 力である。これは五感(六感も入る人もある)で感じるものである。 医師の診察を見ると理解ができると思う。検査して収集したデータも 参考にはしているが、データをいくら分析しても決断(診断)はできない。 視覚情報の一つでしかない。視覚情報には他にも顔色、眼力、触診、 聴診、体感温度、匂いなど、まさに五感で感じる情報を統合して そして「何となく変だ」と直感的に感じるのだ。これが実に大切な事である。 休日診療で、何度か大学病院に行ったことがある。若い先生と年季の入った 先生の一番の違いは、判断までの道筋が短い事である。知見・経験の 違いが如実に表れている。若い先生は知見も経験も少ないから、数を こなす必要がある。しかし単に数をこなしても感性は上がらない。 意識をして一つ一つの症例から特異点を抽出して、習った理論と引当して いくという過程を得て知見が積まれるのである。 従って検査方法や、検査機器の取り扱いが出来ても知見は上がらない。 得られたデータと初見と理論とを意味づけして理解し、知見として初めて 感性が高まっていく。同じ事が職人の技にもいえる。触っただけで表面の 面粗さが分かったり、見ただけで直角か否かが判断できたり、長尺物が 許容値以上に曲がっているか曲がっていないかを判断できている。 これらは漫然と数をこなしたからと言っても感性は高まらない。 意識を持って取り組むことで感性として身に備わったと言える。 長くなったが、省エネ診断にも道具と感性が共に必要で、 道具ばかりに目を向けても診断はできない。 感性を養うには数もいるが意識も必要なのだ。 感性を養う事を意図しないと、データの山に埋もれて何も診断はできない。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 東京オフィスの移転、電話番号変更のお知らせ。 東京オフィスを上野考房と統合しました ◆ 新東京オフィス【New】 〒110-0014 東京都台東区北上野1-15-5-1307 TEL :03-3847-7360【New】 FAX:03-3847-7361 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ PR |
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代表取締役
日本環境取引機構(JCTX)
技術専門員
エコステージ評価員
中小企業家同好会全国
協議会 地球環境委員会
Do Yu Eco 専門委員
昭和34年 愛知県出身
エコフィットネス
オールハッピープラン
e-JIT
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