道具を使うサルがいた。単純な道具ではあるが、人間とサルとの差の一つは

道具を使うか否か、そして道具そのものを開発する事ができるか否かと

記憶をしています。

改善の第一歩は現状把握と課題の抽出だと思います。

これを省エネの分野で推進するのは「見える化」となります。

しかし、「見える化」＝「計測器の導入」ではないのです。

計測器と省エネ機器の一番の違いは、計測器は数値が見えるだけ。

（中にはグラフにして見せてくれる仕様のものもある）省エネ機器は

設置すれば一定の省エネ効果を装置が独りでに創造します。

本当によくある話ですが、見える化の装置を入れただけで、省エネ機器

のように、勝手に省エネしてくれると思い込む方が多いということです。

計測器は計測しかしません。見えるだけです。

「見えるだけ」ですが、課題を発見する事ができます。但し、ちゃんと使い方

を理解して考えれば・・・となります。

計測機器を販売する会社が、「見える化」しましょう！とセールスします。

しかし、大切なのはその後です。どうやって課題を見つけ、課題の解決に

向けてアイディアを出して実行していくのかという事です。

医療の世界で言うならば、ＣＴとかＭＲＩで人体を見える化ができます。

この機械があれば、誰もが病気や怪我が治るでしょうか？

見える化しても、どこが病気か「診断」して「薬の処方」か「手術」しない限り

意味がありません。してみると「見える化」はＭＲＩで撮影したに過ぎないと

ご理解を頂けると思います。

さて、重要な事は「誰が診断をするのか」「どんな経験、実績、知識を持った

人が診断するのか」と言うことだと思います。

省エネ機器は、ここでいう「薬」に該当します。間違った薬を投薬されたら

効果が無いばかりか、かえって具合が悪くなります。

ゆえに、診断する医師を選ぶ訳です。医師にも外科もあれば内科もあるように

省エネでもどの分野が得意なコンサルタントかによって、答えが異なります。

環境認証（ＩＳＯ１４００１やエコステージ、エコアクション等）のコンサルタント

や審査員が定期的に来ているからと行って、彼らに相談をしているケースが

ありますが、これは間違いです。彼らの得意分野ではありません。

病院の受付係に診断してもらうのに等しい事といえます。彼らは、環境の

マネジメントシステムについての専門家です。もっと言えば環境についての

ＰＤＣＡサイクルを回す支援係といっても過言ではありません。技術的な事も

法律・条例についても詳しい方は、皆無に等しいとお考え下さい。

彼らにアドバイスを求める事が間違いだとお気づきになられたと

思います。こうして、「見える化」という身近な言葉を一つ取り上げて道具が

あっても、使う為にはそれなりの教育や体験・訓練が必要というなのです。

弊社は、この「見える化」したけれど・・・・その後の行動に繋げられない

これから「見える化」に取り組みたいのだけど、どうしたら良いか

こうした皆さんを支援する会社です。

見える化から課題を抽出して問題解決する豊富な体験

関連する法令条例への精通した知識

省エネのノウハウと省エネ機器のデーターベースを持ち

省エネの知識がない方でも１から教育するプログラムを開発して

実践をしています。このプログラムは既に１５００名以上の方に

受講をして頂き、効果を収めています。

ＳＯＮＹ・日本通運をはじめ、スーパー、旅館、遊技場など５００

の事業所で採用され成果を上げているプログラムです。

ＥｃｏＦｉｔｎｅｓｓ®プログラムといいます。

貴方にも、是非体験をして頂きたいと思います。

ＥｃｏＦｉｔｎｅｓｓ®プログラムの手法を利用して、

改正省エネ法・東京都環境確保条例対策セミナーを開催しています。

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