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京都議定書という気候変動枠組み条約(195カ国・地域)が批准する条約の 具体的な行動義務を定めた議定書がある。この議定書の欠陥は、アメリカが批准していないこと。 そして、新興国や発展途上国の義務が無い事にある。特に中国・インド・ブラジルは、著しい 経済成長の途上にあり、温室効果ガス排出量は義務を課せられた先進国(米国を除く)よりも 排出量が多い。 ハッキリ言えば、アメリカ・中国・インド・ブラジルが削減義務を負わない議定書で、排出量 取引で金儲けを企むEUと、補助金目当てのアフリカや島嶼国以外は京都議定書を延長する意味は 全くない。 そもそも、とにかく地球の温暖化を何とかしないといけないと言う事で、京都議定書を作り そして2008年より発効したのだが、「とにかくスタート」であって、最善ではない事を承知 の上であった。それゆえ2年前のCOP15で、「2013年からの新たな枠組み」を決める事を合意し てスタートしたのだ。 しかしCOP15で決まらず、昨年のCOP16でも合意できず、今年11月のCOP17に持ち越された。 各国の事情はあるものの、みんなの生存域である地球について、国益ばかりを優先して考え ようとしない現状は打開する必要がる。 アメリカについては、京都議定書については批准すらしていないが、しかし2国間クレジット を使って経済と環境をバランスさせるという動きを行っている。 京都議定書がすべてではないし、そもそも全会一致以外NGの国連ルールで運用する事に無理が あるのではないか? かつて、鳩山元総理大臣が国連で25%削減の野心的な目標を発表したとき、「これで日本に また排出権が売れる」と喜んで拍手を送った国が多くあったこと。あなたは知っているだろうか? つまり、排出量取引は「金融工学」みたいな「投機」に使える「商品」とみているだけだ。
今後本気で省エネを行わない限り、今までと同じエネルギーの使い方では確実にCO2の排出 が増加する。 100歩譲って、地球温暖化の原因がCO2で無かったとしても、有限で貴重なエネルギー資源を 次の世代に繋ぐ事ができる。そしてなによりもランニングコストを削減する事ができるではないか。
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東京都は、家庭で太陽光発電を設置するに当たり、その太陽光発電により
得られるCO2削減分を都に無償で10年間移転する事を条件としていた。 いよいよこれが活用される事になる。 既に、原子力発電所は今後の新設は望めない、さらに、福島第一は廃炉に もしかしたら第二も廃炉にされる恐れがある。 となると、その分を火力発電で代替する事になる。 東京都環境確保条例を始めとする地方自治体の温室効果ガス排出削減に 関する条例は、エネルギーの使用量を問うているのではなく、温室効果ガス の削減を求めているのだ。つまりCO2の排出削減である。 先に述べた原子力発電分をLNG火力発電で代替をすれば、今までと全く同じ 使い方であってもCO2の排出量が増加する事になる。 つまり、東京都における大規模事業所で特定排出事業所にしていされている 所は、どうしてもCO2の排出を押さえなくてはならない。これが自力でできない 場合には、都内クレジットを購入してオフセットする事を認めている。 このオフセットをするクレジットの源泉が、補助をして家庭に設置した太陽光 発電となるのである。 都が、クレジットを販売して補助金を回収する事ができれば、また新たな補助を 行う事ができ、制度を継続していく事ができるというもの。 この他に、中小規模事業所向けにもクレジット創出プロジェクトが始動しており こちらからのクレジットも売り物として集まる仕組みが作ってある。 これは、義務を課してある会社が大規模事業所であるから出来る事といえる。 正に東京都心でのみ成り立つ制度であるが、上手く考えてある。 |
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私の好きなクレドを紹介したい。
私たちは、自らが社の代表であると言う自覚に立ち、責任ある行動をします。 私たちは、わが社に関するすべての人に感謝します。 私たちは、誠実であることに努め、信頼を得る行動をします。 私たちは、常にお客さま目線で仕事をします。 私たちは、適正な利益を得ることにより、お客様・社員・地域に還元します。 私たちは、仕事を通して地域に貢献すると言うプライドを持ちます。 私たちは、家族、祖先を大切にします。 私たちは、経営理念を実施し、社の発展に貢献します。 私たちは、業界の常識にとらわれず、新しい事にチャレンジします。 私たちは、元気な返事と挨拶を徹底します。 私たちは、お客様から「ありがとう」といわれる仕事をします。 理想だ。そういう方もいるかもしれない。 素晴らし。そう思う方もいると思う。 クレドとは、その会社の経営理念を日々の具体的な行動を行う際の指針として 示したものと解するならば、この指針を持つか持たないかで社員ひとり一人が 考えて行動できる、ベストを求め続けて改善をする事ができるのではないか? 思っていないことは言葉として表現される事はない。 今できているか否かを問うているのではない。こうありたいという目標を 示す事は、素晴らしいと私は感じる。 特に私が好きな部分は 私たちは、お客様から「ありがとう」といわれる仕事をします。 である。 このクレドを制定した会社は、自動車教習所である。 |
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ポスト京都議定書の策定議論が本格化する中で、 |
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環境経営を推進する上で、絶対に欠かせない要素は2つある。
①人材教育 ②環境負荷を低減する機材の導入 である。具体的に述べる 良く本や雑誌、講演、セミナーでは「人材の育成が大切である」と 述べるにとどまっている。具体的に何をどのようにするのかの コメントが殆どの場合欠落しているか、そもそも言っている本人が分からないか のいづれかである。 人材育成とは、ズバリ2つある。 「キーマンの育成」と「全体の共通認識をつくる教育」の2つだ。 誰をキーマンに任命しても同じだが、そのままでは中核にならない。 中には例外もあるが、それは、もともとその人が興味をもって自分で 情報を集め、研究をし続けたからに他ならない。何もバックグラウンドに ない人にある日突然辞令を出したからといって、できることなどない。 そこから勉強を始める事になる。ところが範囲が膨大にある事に直ぐに 気が付く。それからゴールの見えないマラソンをしているかの如く 辛い毎日が始まるのである。 答えは簡単である。知っている人を見つけてルートを聞くことだ。 その為に、私どもコンサルタントがいるし、定期的に講演やセミナーを 開催している。 こうした場を利用してルートを見つけることがゴールへの道だ。 地図も持たずに東京をウロウロしても、目的地には着かない。 道行き人に聞いていても、地元の方は少ないから聞かれた方もあなたの ゴールが分からない。だから教えられない。 考えて欲しい。時間は有限であり、タイミングは今なのだ。 いくらでも時間を掛けてやれるのではない事を。 さてもう一つの「全体の共通認識をつくる教育」だが、これは 経営者を含め、幹部~一般社員まで全員が同じ価値観を共有 する事をいう。従って、一度にもれなく共通の価値観を得られる ようにする集合教育が有効である。 先日も、広島県でこの共通の価値観を持つ集合研修(講演)を 行った。社長さんご自身が、自分の思いを言葉にして幹部社員に 伝えたいとお考えになっていた。 コンサルタントの重要な役割の一つに、言葉にできない思いを 正しく伝わる表現を用いて伝える、という仕事がある。 講演終了後に、その社長さんより過分のご評価を頂いた。 そして最後は「環境負荷を低減する機材の導入」である。 もちろん投資は必要だ。但し費用対効果の話ではない。 投資対効果の話である。 費用とは経費を表し、投資とは元手を表す言葉である。 建物・機械・装置は全て元手として使用する投資である。 それがあって初めてビジネスが出来るのである。 さて、環境負荷を低減する装置とは、エネルギー効率の良い 装置の事、またエネルギーの変換効率の高い装置の事をいう。 10円入れたら30円になる装置を使うか 10円入れたら8円の装置を使うかの話だ。 単位を上げてみよう 1億円入れたら3億円を生む装置と 1億円いれたら8千円になってしまう装置 貴方が欲しいのはどちらか? そう、技術革新・世界情勢・時代の流れにより、ランニングコストが 大きく変動している。これを見落とすと思わぬ損失を反復継続し 損失の拡大再生産を行う事になる。ゆえに環境負荷を低減する装置は 見逃す事は出来ないのである。 人材教育にご関心を持たれた方は http://www.eco-energy.co.jp/seminer/lecture.html を参照してみては? |
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今日は、省エネファクトリー.COM様で中堅・中小企業向けの
省エネセミナーで講演をさせて頂いた。 ここでは、人文系の省エネと理数系の省エネについてご紹介し、 更に見える化、設備改善についても正しい知識を発信し、 社員さんの能力開発のチャンスに繋げて頂ける内容として 講演をした。 多くの企業で、正しく省エネを進めたら、 ①省エネが進められる ②利益貢献になる。 ③社員が元気になる小集団活動が活性化できる そして日本が元気になる。 省エネ法対策と省エネは、一見同じに見えるが、実は省エネ法対策の方が 難しい。 その理由は、マイナスのイメージが極めて強いから厄介だ。 得すること、利益になる事も勿論たいせつだが その前に、社員が、会社が元気になる事の方が数百倍重要といえる。 それを実現させる一つの有効な手段が省エネであると私は感じる。 |
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保険会社と言えば、資産運用の為のビルを沢山保有する。
一方で、テナントとしても全国各地に支店・営業拠点を持つ。 そうした会社が地球の温暖化防止に積極的に取組み、成果を上げている。 そもそも、何故損保が取り組むのか? 理由は明快だ。 地球が温暖化した場合に、風水害被害について試算をすれば分かる。 そう今よりも気温が3.2度UPすると損害は17兆円に達する また現在よりも2度UPでも11兆円の損害が発生する。 この中に、被保険者がいたとすれば、保有している損失補填のお金 いわゆる保険金として準備されているお金が無くなると言う事になる。 しかも、困るのは毎年この被害が起きると言う事である。 従って、一時的にしのいでも、翌年には会社そのものが無くなる。 この会社では、営業員全員がエコ安全指導員となって、 顧客のエコドライブや安全運転についての指導もできるように しているとか。もちろん法人契約者としては安心できる。 しかも、保険会社もエコ安全運転が広がれば、保険料を下げることだって できるようになる。 こうして見ると、損保が温暖化防止に熱心になっても不思議ではない事が 分かる。 |
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環境省の資料(平成22年4月)によれば、環境コンシェルジェ制度を
創設し、人材育成するとある。 新聞や環境関連の専門誌でご覧になられた方も多いと思う。 その後、音沙汰ない。 23年度の特別枠として20億円の予算を申請している。 どんな人材を育成するのか、環境省の資料がいまひとつ分からない。 電気屋さん・ガスやさんなどを育成とあるが 見方によっては「買い換えを進めんが為」と誤解を招きかねない。 さりとて、育成し称号を与えたとして ビジネスとして用命を受ける事ができるのであろうか? 対象が見えない所に20億円となると・・・? 貴方はどう思う? |
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省エネコンサルを受ける事が必要か否か?
という必要を論議する人がいる。もちろん必要論を否定はしない。 但し、省エネコンサルに対してどにょうなイメージをもっているか そのイメージが正しいか正しくないかにより、必要論を論じる 以前の問題である事が分かる。 これは、弁護士・税理士・弁理士・インテリアコーディネーター 建築士、技術士、更にはファイナンシャルプランナーなどに 貴方はどのようなイメージをお持ちですか? また、それらの人にコンサルティングをしてもらう事のイメージを どのように感じますか、と問いたい。 そう、これらの人たちと相談・コンサルを受ける場合、どこまでが 無料で、どこから有料であるかの判断さえもできない。 ましてや省エネコンサルと称する人々の多くは、実は自社商品の 中で、貴方に一番マッチする商品を選ぶアドバイザーと言った方が 正しいと感じる。このアドバイザーとコンサルタントを一緒にイメージ の中に入れてしまうと答えがでない。 正しいか否かは別として、私はこう考えて対応している。 自分でやろうとすれば出来るかもしれない。しかし、より良い結果を 限られた時間内に作り上げるのに、今自分(会社)のもつ力では 出来ない事を依頼する場合は有料。 30分以内で、答えを得るのは無料としている。 答えは出すが、その答えを得るために辿るルートについては 時間がかかろうと、余計なお金がかかろうと自力で切り開くか、 すでにその答えに到達する術を知っている人に頼むかだ。 具体例で示そう。 貴方が裁判を受けなければならない、又は裁判を起こす事になった としよう。貴方が六法全書を読み、膨大な判例を調べ、法定ディベート を学び、そうして弁護士なしで裁判に臨むことは可能である。 さあ、一体全体どのくらいの時間が必要だろうか? 貴方が学び終わるまで、時間は待ってくれるだろうか? その間、貴方は会社を休む事になるのだろうか? 答えは明らかである。 税務申告もそうだ。毎年変わる税法を学び、複式簿記を習い 会計原則を学び、そして参考図書を取り寄せて学び自力で税務申告 をする事は可能だ。多くの会社。いやほとんどすべての会社が 顧問の税理士さんにお願いしているのはなぜだろうか? そう、もうお分かりだと思う。 有料か否かが問題なのではない。どのような成果を得るかが問題 なのである。 従って、省エネコンサルにおいても、何を買うかが問題なのではない。 どのような成果を得るかが問題である。 どのような成果を得るかが漠然としていると、弁護士も税理士も 設計士も困る。 省エネコンサルの場合は、その答えであるどのような成果を 得るかを考えていない事が多い。貪欲だけの成果を望まれても 対処はできない。 無料コンサルでは、この部分に注目してお話をするようにしている。 ゴールが見えれば、そのゴールに向けて自力で行くか否か、 伴走するコンサルがいる事がどのような成果をもたらすか こう考えると、省エネコンサルの位置づけと有料・無料の区分 が、貴方にも理解をしえもらえると思うが、どうでしたか? 進めるのが良いかという術 |
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企業研修、販促プロモーションのご依頼を頂く事が多くなった。
公開セミナー、公開講演と最も異なるのは、 主催者の意志が明確であることだ。 通常は、主催者の意図をそのまま反映すると言いながら 実は自分の土俵で自分の得意な話をしている講師が多い。 クライアントとの打合せに時間を取っていないため、 結果が異なるのは当然ともいえる。 これはクライアント側の要求事項を深く聞かない講師の側の 問題でもある。 この点について、十分すぎるほど聞いているので、 主催者が描いた通りの結果を作っている。 さて、この打合せの時に気がつくのが社風である。 其々の会社に本人が気がつかないだけで独特の社風がある。 そして気がつかないうちに、皆が同じような考え方を取るように なる。これが社風であり、良い面もあるが、ブレークスルーが できないというマイナス面も多い。 これを克服するのは、講師との面談が一番効果がある。 と私は感じる。 第三者の視点から見ると、思いがけない事を発見する。 これは、指摘するのでhなく、クライアントが気がつかない事には 直しようがないので、気がつくような情報提供を行うように 務めている。 リピートが増えているのは、こうしたケアを行っているのか? と感じる事が増えて来た。貴方だったらどう感じますか? |
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代表取締役
日本環境取引機構(JCTX)
技術専門員
エコステージ評価員
中小企業家同好会全国
協議会 地球環境委員会
Do Yu Eco 専門委員
昭和34年 愛知県出身
エコフィットネス
オールハッピープラン
e-JIT
報告ナビは、エコエナジーの登録商標です