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今日の損する節電・得する省エネは、中国の電力事情について調査する 発端は石炭の値上がりだ。30%の値上がりに対して、中国政府が統制を 掛けたのだ。中国では石炭火力発電が70%を占めることから、その影響は 計画停電へと発展した。 一方ここ数年破竹の勢いで建設している風力発電がある。中国の風力発電は 世界一の発電量に達しているが、不安定すぎることからそのうちの30%が 送電網に繋がっていない。このような不安定電源を使いこなすには、蓄電設備 による安定化が不可欠であると気が付いたようだ。 このような石炭の値上がりや需要の拡大に対応しようとしていたのだが、風力 発電や太陽光の弱点を補強する事をせずに進み過ぎたので、役にたっていない。 さて先の値上がりの話に戻そう。製造原価の90%を占める原材料が30% 値上がりした場合製品価格を値上げできないとしたら、あなたが経営者としたら どのような判断をするだろうか? 発電して売れば売るほど赤字が膨らむという状況の中での判断だ。
そう、発電の抑制に走り、値上げが通ったとしたら一定の期間で赤字を解消 できる範囲に抑えようとするのではないか? もちろん、叶う事ならば発電を止めてしまい値上げを待って発電するという 方法もある。政府が許せばだが。 今、中国ではそれが起きている。 従って、工場を海外移転させるといっても、 こうした影響を考慮する必要がある。 以前にもお伝えしたが、東京で電気の使用制限があるなら関西に移転すればよい という式の考え方は、このように環境が変わればご破算だ。 海外となるとルールも基準も異なる。オフショアは選択肢の一つであるが、日本で の当然は通用するとは限らない。では、徹底して調査をする? それもどうぞ並行して行って下さい。しかし、使用量を減らせる仕組みと仕掛けを 持っているとしたら、それはオフショアしても生かせるなら価値があると思う。 この二つの両方を無視して行う節電を損する節電といいます。 また、いづれか一方のみしかやらない場合を、余り得しない省エネといい、 最もお得な省エネはこの両方を行う事にある。 PR |
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代表取締役
日本環境取引機構(JCTX)
技術専門員
エコステージ評価員
中小企業家同好会全国
協議会 地球環境委員会
Do Yu Eco 専門委員
昭和34年 愛知県出身
エコフィットネス
オールハッピープラン
e-JIT
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