忍者ブログ
  エコフィットネス(省エネ)、コスト削減への道を紹介していきます。EcoFitness®とは、Ecoにフィットした行動をする事、Ecoにフィットした行動が出来る人の事をいいます。エコフィットネスは、エコエナジーの登録商標です。
Admin*Write*Comment
[731]  [730]  [729]  [728]  [727]  [725]  [724]  [723]  [722]  [721]  [720

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。




あの会社は凄い。とても歯が立たない。 あの会社は大したことはない。

などと「0」か「100」かの判断をして 物事を捉えてしまう事がある。

これは、アンテナ感度の問題である。

 アンテナを高く揚げて情報をチャッチすること。 これはビジネスマンに

は必須の要素である事は疑う余地が無い。

ところで、どうしたらアンテナ感度を揚げる事ができるのか?

それには2つの要素があると思う。

一つは関心を持つこと。

  松下幸之助氏が研究員が開発した製品を見る時、彼は一々開発者に

「すごいなぁー。これは君が開発したのか。どうしてこんなことを思いつ

いたんだ?」 と実に丁寧に聞いたという。

開発者は、自分の開発した製品を社主が手にとってくれた ただそれだけ

で呆然とするほど感激をするというが、そこにこういう丁寧な質問で 関心

を寄せてくれた事に、更に一層感激したという。この会社に入社して良かっ

た。 そう感じたとう後日談を何人もの人から聞いたり、書物で読んだこと

がある。

 松下幸之助氏は、常に関心を持つと言う事を実践し、そして社員の持つ

能力を 引き出してきた。

 ところで、あなたはどうだろうか? 例えば、部下出してきた企画書に対し

てどのような反応をしているのだろうか?  もしかしたら、悪い所を探して

指摘をする事に腐心していないだろうか? そうすることで、上司としての

面目を保つ事をしているのかもしれない。 そう、松下幸之助氏と決定的

に違う事は、彼は社主で社内の誰からも抜かされることはない。

しかし、実力主義という物差しで測る時代になったがゆえに、アメリカの

上司が 有能な部下に先を越されまいとして干してしまうという事をしてきた。

 これが、感情を持つ人間のする事だから仕方が無い面もある。 でも、もし

も状況が許すならば、松下幸之助氏のように何事にも関心を示す 事ができ

たら、アンテナ受信感度を揚げる事ができるのではないか?


さて、もう一つは「0」か「100」かの判断を辞め、ライバル社にも自社と同様

に 良い点もあり、悪い点もあるから、それを謙虚に見定めることではないか?

 謙虚に状況を見る。これはアンテナには届いているが、フィルターで除去している

大切な情報をチャッチするのに必要なことである。  

 ある程度の規模の会社になると「事無かれ主義」がはびこり、

部下は変なこと をいうと責任を取らされると考え、何も言わなくなる。

 つまり、皆で考えていく事を止め、上司の云う事を粛々と進めるだけになる。

結果として、会社の伸び率が落ちてくる事になるのではないか?

 かつて、私が会社勤めをしていた頃、強権の塊のような専務がいた。

部課長制度を引いて権限移譲をしてあるはずであるが、何故か全部を専務

が仕切る。  上手くいった事は全部専務の手柄。失敗した時は全部その担

当者・課 長・部長のミスという調子であった。  

 社員の間では「地雷を踏むな」が合言葉で、目立たないようにしたり、

佳境に入ると 専務を担ぎ出して手柄を立てさせるようにしている。

 しかし、どんなに注意していても「地雷を踏むこと」があり、次々と辞職に追い

込み 社員が育たないという体制を築いてしまっている事に、専務本人は気が

つ かない。  腰巾着みたいな社員が部長にとりたてられたのを見た時は

唖然とした。 これでは、まともな情報は入って来ない。傲慢になり過ぎてフィル

ターで 除去されたり 誇張増幅された情報しか入ッてない事を本人は気が付い

ていない。

 実体験を伴って、とても面白いものを見せてもらったのが私の財産かも しれ

ない。 そう、こんなしょうもない専務からでも、実は一杯学んだ事があった。

 この専務はヨイショが実にうまい。 これは凄いと今でも思う。 そして、報告の

大切さを学んだ。  いやな面ばかりを見ていると、実はいい事も一緒にフィルタ

ーにかけて 落してしまう。

  誰からでも学ぶことはある。

アンテナは、高さと受信感度、そしてフィル ターの問題ではないだろうか。


エコフィットネスでは、こうしたアンテナの高さ、感度、フィルターの問題にも

フォーカスしてプログラムがされている。

興味の湧いた人はhttp://www.eco-energy.co.jp/cn_ecofitness/seika.html を見て欲しい
 
PR



COMMENT
Name
Title
Color
Mail
URL
Text
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret

TRACKBACK
TrackbackURL:
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール
HN:
伊藤 智教
年齢:
65
性別:
男性
誕生日:
1959/11/06
職業:
省エネセミナー主宰
自己紹介:
エコエナジー株式会社
       代表取締役
日本環境取引機構(JCTX)
       技術専門員
  エコステージ評価員
中小企業家同好会全国
協議会 地球環境委員会
   Do Yu Eco 専門委員

昭和34年 愛知県出身
エコフィットネス
オールハッピープラン
e-JIT
報告ナビは、エコエナジーの登録商標です
ブログ内検索
Copyright © 省エネの匠 伊藤智教のエコフィットネス®Blog All Rights Reserved.
photo by Kun material by Atelier Black/White Template by Kaie
忍者ブログ [PR]