省エネを推進する上で欠かせないのが管理標準だ。

弊社では、この管理標準の作成について、エコフィットネスの

手法、即ち「エコにフィット」する行動を、楽しんでやりたくなる

心のポジションをプラスにする事から始めている。

心のポジションをプラスにとは、同じ話を聞いたとしても

全員が同じ内容を受け止めてはいない。また受け止めた

言葉をプラスに受け止める人もいれば、マイナスに受け止める

人もいる。何も感じない人もいる。

私自身も体験をしている。今でも講演のビデオやCDを聞いた時

いつも一緒ではない。同じCDを聞いても、毎回感じる所が違う。

何故だろう？何故同じCDを2回・3回と聞くたびに異なる

感覚になるのは？

一つは理解が進んだ事である。（反発が増幅される事もある。）

そしてもう一つはそのCDを聞いている時の心の状態にある。

プラスで受けとめようとしているか、そうでないかである。

結果は正反対。つまり　＋１００～０　そして　－１００～0である。

注目したいのは、１００違うのではなく２００違う事がある。

ここに行動が掛け算される。＋100の状態で１００回だと10,000の結果

マイナス１００の状態で１００の行動だと「－10,000」の結果。

行動を掛ければ掛けるほど結果が離れていく事になる。

だから「分かった」「理解した」レベルでは、不十分になるのだ。

ここにエコフィットネス方式の管理標準が意味を持つ

と私は感じている。