優秀なコンサルタントになりたいと願い、日々研鑽を重ねる中

どのような状態が優秀と言えるかを考えていた。

最近感じるのは、コンサルタントはリーダーシップを売るのでは

ないかと。

まず、ご相談に来られたクライアントと同じ気持ちになれるか

すなわち、クライアントの悩みが何であるかを理解し、

心の痛み・苦しみを理解できるか否かである

うまく言葉にして表現できない課題を明確化することの

手助けができるか否かに大きく影響をされます。

したがって、質問力が問われるわけです。

しかし、心を開いていないクライアントは、この質問にも正直に

答えることに抵抗を示すのが通例です。

心を開いて頂くには、経験と人間力が問われます。

ゆえに、ベテランは経験が多いだけ有利となりますが、人間力は別です。

人間的な成長を望み、磨いてこないと成長しません。

ベテラン＝人間力が高いとは限らないということになります。

情報提供とアドバイス

この言葉の違いを理解して使うようにしています。

情報提供とは、クライアントに判断する力を与えること、

即ち、あなたの思い・苦心を理解し、共感した上でどのような情報を

提供すれば、あなたの宝箱（経験・体験・知識・スキル）の情報と結合させて

解決の糸口を掴み、答えを出せるかについて斟酌した上での情報を提供する

ことを心がけています。

次にアドバイスです。

これは、判断を示すことです。アドバイスを受け入れるか否かはあなたが決めます。

情報提供とアドバイスの違いは、判断を示すか否かにあると思います。

ところで、アドバイスは往々にして受け入れられません。

あなたが、高いレベルの答えを自分なりに持っている場合で、背中を

後押ししてほしいときだけ採用されます。

そうでない場合は、通過情報のひとつになるだけです。

ゆえにアドバイスは簡単で、質の高い情報提供の方がはるかに難易度は

高くなります。

しかし、本当にあなたが満足するのは、質の高い情報に基づき、自分の宝箱

の資産と結合して新たなアイディアを創造したときだと分かっているコンサルタント

これが、私の目指すコンサルタント像です。

ＥｃｏＦｉｔｎｅｓｓでは、こうした考えに基づき、余計なアドバイスはしていません。

だから、最大でも４５名までに定員を抑えています。

なぜなら、一人一人の思い・悩みが異なるから、まとめて共感などできないからです。

あなご自身の宝箱の資産と結合させて、すばらしいアイディア創造の

お手伝いができる。それがＥｃｏＦｉｔｎｅｓｓです。